おしゃれ障害

おしゃれ障害

ファッションは楽しい。ただオシャレにも危険があって、体に悪影響を及ぼしているものを『おしゃれ障害』といいます。オシャレにも保健指導が入る時代です。

 

おしゃれ障害は低年齢化していて、小学生、中学生、高校生、特にオシャレを楽しむ女子・女性に多い。高校生に多い おしゃれ障害は、アイメイク、ピアス、ヘアカラー、カラコン(カラーコンタクト)。

 

思春期に違う自分になりたい変身願望や、周囲の同調から過剰なオシャレになりがちで、私も『おしゃれ障害男子、ファッションモンスター』でした。

 

特に小学生や中学生は大人に比べて皮膚も弱い。化学物質に対する刺激に弱い。以下、おしゃれ障害の一例です。

 

保健指導の入るおしゃれ障害の例

 

・自己流で耳に開けたピアス(膿、炎症、かゆみ、ピアス肉芽腫)
・カラコン、カラーコンタクトレンズ(充血や失明のリスク、細菌)
・つけ爪、マニキュア(水分が少なくなり爪がカサカサ、変色)
・つけまつげ、アイライン、化粧(炎症)
・ブリーチ剤、ヘアカラー、脱色(頭皮の炎症、抜け毛)
・脱毛(炎症、肌荒れ)
・リップクリーム(香料や色素が合わないと荒れる)

 

ピアスは病院で開けよう!

 

おしゃれ障害で特に多いのは、ピアスでの金属アレルギー。ピアスを付けると、ピアスの金属成分が汗などで溶かされ、体内に入ってくる。

 

その異物への反応が痒み、かぶれの症状として現れる。私が学生の時にも、画鋲や安全ピン(消毒のためライターで炙って)でピアスを開けるのが流行った。

 

画鋲や安全ピンで無理やりピアスの穴を開けると、ギザギザの状態で穴が開き、炎症を引き起こす。ピアス肉芽腫(にくげしゅ)。腫れたり、膿が出たり。

 

アイメイクはしっかり落とす

 

目の周辺の皮膚はとても過敏。化粧をしっかり落とすことも重要です。

 

つけまつげなどは、二の腕など皮膚の柔らかい部分で自分に合っているコスメが試してみるといい。ブリーチ剤やヘアカラーのパッチテストと同じ。

 

ブリーチやヘアカラーは、使用場所、使用時間を守らないと頭皮が荒れたり、皮膚にかぶれができる。また気分が悪くなるときもある。

 

メンタルとオシャレの関係

 

髪の毛の色、髪型が良く変わる人、美容にこだわり過ぎの人はメンタル的に情緒不安定な人が多いとも言われます。

 

ありのままの自分を受け入れていないことの現れでもあるし、自分も10代の頃はオシャレと思いながらもメンタル的に精神不安定だった。当時は心療内科や精神科の敷居も高かった(メンタルクリニックという呼ばれ方はなかった気がする)。

 

オシャレをすることで明るくなれる程度では問題がないのですが、コンプレックス解消のためにファッション依存していく。

 

おしゃれとは別の方向に行ってしまい、ピアスの数が増えるほどオシャレなギャルでいられると勘違いしたり、自分の個性だと感じたり、また自傷行為としてのピアスもあります。そこまで行くと危険行為。

 

【自傷行為をする理由】

 

・自分は生きているんだという実感を得たい
・心が傷ついているため、体をそれに一致させるため
・周囲の人への関心を引くという行為のため

 

自分自身ですら気づいていない心の傷、心の問題、メンタル面の問題と関係しているのがピアスやタトゥー。

 

オシャレと心の問題(自傷行為)への線引は、自分が楽しんでいるかどうか。自分も周囲も困っていなければ病気ではないという感覚。

 

メンヘラとされる人が意外と見た目をキレイにしている人も多い。メンタル面が悪化しすぎるとさすがに外見を気にするまで気が回せなくなりますが。

 

ストレス解消、鬱憤の発散としてのおしゃれ。小学生や中学生、高校生はまだ人格形成が未熟な時期のため、おしゃれ障害がメンタル面に関与している。

 

自分の見た目をより良くしたい気持ちが過度なダイエット(拒食からの過食嘔吐)につながっていく可能性もある。

 

ダイエットの行き過ぎも、胃腸機能を退化させてしまう。見た目偏重の現代は、すっぴんで生きるのも大変です。

 

ゲイの業界にもプロテインやステロイドで筋肉ムキムキにする危険なマッチョも多い(最早おしゃれではないのかも…)。

 

■おしゃれ障害で心が病まないためには?

・自分が何か打ち込める目標を見つける
・自分のコンプレックスが人から見るとチャームポイント

 

色んな人と関わることで、自分も何か頑張ろう、楽しもうという気にもなりますし、また、人に褒められたい部分と人から褒められたい部分は違う。

 

そこを受け入れて、発想を転換することで、自分を再発見するのも楽しいです。

 

私が男子高校生の頃、髪型が気に入らなければ外出したくないというレベルになっていた。そのまま大学生まで悩みの種になり、人の目を気にして勉強なんて手に付かない。

 

当時はワックスはなく、ムースとヘアスプレーを使っていた。最初は頭皮が荒れてきて、それが顔(特に目の周辺)、首筋など皮膚の柔らかい部分。

 

背中、腰まで発疹が広がり、アトピーっぽくなって足にも広がっていきました。軽度ではなく、重度のおしゃれ障害でした。

 

大人になるにしたがって皮膚は回復したのでよかったですが、5年くらい病院(皮膚科)に通っていたし、友達と泊まりの温泉旅行やスーパー銭湯、海、プールなど全てキャンセルしてた(肌を見せたくない)思春期の黒歴史。

 

皮膚も心もデリケートな時期なので、おしゃれ障害、あなどれない。

スポンサーリンク

関連記事があります

スポンサードリンク