アルブミンを増やすには

アルブミンを増やすには

一見、健康に見える高齢者の方が、実は栄養失調になっているという日本(高齢者の5人に1人が栄養失調)。栄養失調を克服するにはアルブミンを増やすことが大事と言われています。

 

アルブミンの値が低い人は、アルブミンの値が高い人に比べると生存率が低い。また、認知機能の低下は2倍、心臓病や脳卒中のリスクも2.5倍高いという実験結果もある。

 

アルブミンを増やすには肉!

 

アルブミンは、肉や魚、乳製品、卵、豆製品などのタンパク質から体内で作られる物質。アルブミンは血管や筋肉、免疫細胞を強くするのに必要な成分。

 

体内のアルブミンが減ると、血管が衰え、筋肉が落ち、免疫機能が低下してしまう。加齢(老化)によりアルブミンを増やす機能は落ちていくので、アルブミンを増やすには積極的にタンパク質を摂取する。

 

栄養失調にならないためにはタンパク質が必要。タンパク質は、肉、魚、乳製品、卵、豆製品で摂取できますが、高齢者は肉を避けてしまう傾向がある。

 
⇒新型栄養失調の予防と対策
 

■肉に対する悪いイメージと2つの指針

 

メタボ予防のため、肉や脂肪は体に悪いと感じて野菜中心に食事を切り替えている高齢者が多い。また、肉は消化に悪いと思われてしまうが、胃腸機能は高齢になってもほぼ落ちない。

 

NHKのクローズアップ現代という番組で、高齢者の栄養失調の実態とその背景が紹介されていましたが、肉に対する先入観が壁になっているとのこと。

 

・肉はコレステロール値が上がり体に悪い

・高齢になると肉より魚を食べるほうが健康

・一人分の料理では、肉料理を作るのが面倒

・肉は固くて食べられない・食べにくい

・メタボの予防のため、肉や脂肪は体に悪い

 

というようなイメージがついてしまっているため、栄養が必要な高齢者が肉を摂取しなくなっている。魚、乳製品、卵、豆製品でタンパク質を摂取できますが、肉のほうが効率が良い。タンパク質を摂取しないと、

 

・感染症にかかりやすい

・病気の回復力が低下

・筋肉・筋力の低下

・血管がもろくなる

・介護リスクが上昇する

 

タンパク質の必要摂取量は、1日に男性は60g、女性は50g。肉を食べるべきか、肉を控えるべきかという指針もハッキリしていないのが問題。

 

急激な食の欧米化によるメタボ対策・指導により、肉の食べ過ぎは悪というイメージがついている。40歳~74歳のメタボ対策では肉などを控えるようにという指針。

 

一方、65歳からの介護予防からは、肉などを積極的に食べるべきという指針。この辺りの2つの指針が肉を摂取するべきか控えるべきか、混乱している状況のようです。

 

栄養失調かどうかを判断するには、血清アルブミン値で分かる。注意が必要なのは、血清アルブミン値は栄養不足だけでなく、炎症を起こす病気に罹患していても数値は落ちるということ。

 

 

 

NHKクローズアップ現代では、肉を手軽に食べるレシピが紹介されていたのでメモです。食事量や肉の摂取が少ない方、アルブミンを増やすにはオススメです。

 

【豚肉の鍋照り焼きのレシピ】

 

・豚ロース肉 70g (薄切り肉で6~7枚ほど)

・しょうゆ 小さじ1

・みりん 小さじ1

 

※しょうゆ+みりんの他、塩こしょうでも、味噌+みりん、ハーブ、豆板醤、ニンニク味などバリエーションを加えると飽きづらいようです。

 

また、ひき肉を使用することで高齢者が『肉は固いから食べられない』というイメージも払拭できる。肉の赤身に豆腐を混ぜたハンバーグなども食べやすいようです。

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