ユマニチュードの方法や効果は?

ユマニチュードの方法や効果は?

ユマニチュードとは、フランス生まれの認知症や介護のケアに効果が高いと言われているコミュニケーションの方法。Humanitudeをフランス語読みでユマニチュードと読む(英語読みだとヒューマニチュード)。

 

ユマニチュード(Humanitude)の意味は、【人として接する】という感じで捉えるようです。英語読みで考えると意味も分かりやすいです。

 

ユマニチュードの基本メソッドの方法・やり方

 

・見る

・話しかける

・触れる

・立つ(立つことのできる患者さんのみ)

 

基本は3つ(もしくは4つ)がユマニチュードの基本メソッドのやり方。見るという1つの行為でも意味や理由、効果はしっかりとある。

 

ユマニチュードの効果

 

・正面から見る(認知症の患者は視野が狭いという理由)

・目線を同じ高さにする(対等な関係を表す効果)

・近くから患者と接する(親しさを表す効果)

・0.4秒以上の長さで見る(信頼を得る効果)

 

という、ちょっとしたテクニックが含まれているのがユマニチュード・メソッドの方法。当たり前として使われている(自然と出来るスタッフもいる)コミュニケーションのやり方でもあり、ついつい見過ごしている方法でもある。

 

怒ったり暴力を奮う、叫ぶなどをする高齢者の患者は、介護側のスタッフに安心感を得られてないため、介護スタッフを『敵』と考えてしまうから。

 

また、『見る』という行為を怠ってしまうと、無視された・自分は不要な存在だと高齢者・認知症の患者側は感じてしまう。そういう意味を知るには、ユマニチュードのメソッドも参考になる。

 

高齢者の介護だけでなく、乳幼児や赤ちゃん、子育て、またはメンタル系のデイケアなどにもユマニチュードの基本メソッドは効果がありそうな、いわゆるケアする側の人としてのコミュニケーションの方法。社会人やサラリーマンの上司や部下の関係にも応用がききそうです。

 

日本でユマニチュードは?

 

ユマニチュードの方法は、イブ・ジネストさんとロゼット・マレスコッティによる、ジネスト=マレスコッティ・メソッドとして本が出版されています。ただ、書籍化はフランス語。150以上のテクニックがあり、世界各国の病院や施設で効果があったと言われています。

 

このユマニチュードメソッドの研修が、日本の介護・看護業界でも取り入れられている病院・施設が増えてきている。イブ・ジネストさんがユマニチュードのメソッドを実践すると、10分ほどで効果が出たとのこと。

 

研修会などの動画を見ていると、一人が介助している間に、もう一人のスタッフが患者さんと向き合う。人員不足が言われている日本の介護業界でユマニチュードは実践できるのかは疑問。

 

また、実際に暴れている患者さんを相手に、そんなにすぐ効果を出せるのかなと疑問。患者さん次第な部分もある気もしました。

 

また、介護の現場ではスタッフ側も入れ替わりが激しく、転職が簡単と言われている業界。入ってくるケアスタッフだけでなく、教える側すら育たない(教え方すら教われない)状況が問題視されている。

 

患者さんへのケアなどの評価が高い介護士・ケアマネージャーを何人か知っていますが、その人達自身が、介護士やケアマネの質が悪いと腐っていきそうな現状(自分だけが真面目にやっている気分になってくるよう)。

 

ユマニチュードの考え方・方法なんて当たり前だと言いつつ、それが出来ない人が実際の現場にたくさんいるようです。仕事としての認識が甘い、軽く考えて介護業界に入ってくる人も多い(特に中年の女性が多いらしい・・)。

 

人員不足や給料が安いことも問題とされていますが、これから日本の高齢化も難しい問題。親の世代がベビーブームなので、その年齢層に介護が必要という状況になると、ますます大変だなと。

 

お金を貯めなきゃという気分になりますし、ロコモや寝たきり(廃用性萎縮)にならずピンピンコロリで死にたい。ユマニチュードの本が日本語訳で書籍化されたら読んでみたいなと思います。

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