エモーショナル・ディスクロージャー

エモーショナル・ディスクロージャー

マンガでわかる心療内科という本で、エモーショナル・ディスクロージャーが取り上げられていました。エモーショナル・ディスクロージャーは、メンタルライティングとも呼ばれたりする方法。

 

エモーショナル・ディスクロージャーは、自分の感じたマイナスの感情を吐き出す(言う・書き出す)ことにより、ハッキリと認識して解消する方法。書き出す場合は感情日記のような形式です。

 

誰かに少し愚痴などの話を聞いてもらって気持ち楽になる感覚。話した後にスッと嫌だった感情・怒りが解消していることがあります。それはエモーショナル・ディスクロージャーの効果だったりします。

 

傾聴のボランティア等も最近は増えてきていますし、ネット上でのカウンセリングなども多い。ネガティブな感情を出し続けるのも周囲に嫌われると思う人はそれらを活用したり、感情日記を作るのも効果的な気持ちの整理方法。

 

エモーショナル・ディスクロージャーの方法と効果

 

アメリカの心理学者の実験では、1日20分、怒りや不満を口にするという行為(エモーショナル・ディスクロージャー)をさせたグループと、させなかったグループを分けた。

 

1日20分のエモーショナル・ディスクロージャーをさせたグループのほうが1週間後の気持ちが明るく安定した。1周間という短い期間でも効果は得られる。

 

さらに、数カ月後に再就職率を比べたところ、エモーショナル・ディスクロージャーを行ったグループは53%、何もしなかったグループは14%という結果。

 

普段から感情を出したり意識して、それを自分で認識することは、かえって精神的にストレスを解消してくれることにつながる方法と言われています。

 

『もっと強くならないとダメだ・・』

『こんな風に考えちゃダメだ・・』

 

というようなマイナス面のネガティブ思考で考え続けて抜け出せなくなるほうが悪循環になるようです。なかなか人に自分の気持ちをぶつけられない時のほうが悩みも長くなってしまいます。

 

不安障害(全般性不安障害)やうつ病など、基本は真面目な人が悪循環にハマりやすいというのも、エモーショナル・ディスクロージャーが苦手だからでしょうか?心のモヤモヤで疲れ果ててしまいます。

 

私も一時期は、うつ病+不安障害(メンタルクリニックの先生の診断上)の症状になっていたことがあります。自分では今思うと うつ病というより急性ストレス障害の感じですが・・。

 

心療内科のデイケアに通っていましたが、女性は自然とエモーショナル・ディスクロージャーをしているなと感じていましたし、男性のほうは無口で一人でいる人が多かった。

 

今も完全に不安障害が治まっているわけではありませんが、一番症状が酷かった時期は、よく人に話を聞いてもらって解消していました。メンタル面も回復すると、それこそ日常の会話なんて必要なくなっていく感じで。まぁ、こうしてブログを書いているのもエモーショナル・ディスクロージャーの一貫です。

 

自分から電話したり連絡するのが苦手ではない性格だったのが幸いしたのか、うつ状態はすぐに抜けることが出来た。本能でエモーショナル・ディスクロージャーの方法を昔から活用している気がします。

 

1日10分でもエモーショナル・ディスクロージャーや感情日記を行うことは、自分の中にあるツライ気持ちと向き合うことにもなりますが、結果的に気持ちの整理がつきやすい方法とのこと。普段、怒りや不安などの感情を抑えこんでいる人には難しいかもしれませんが、効果が高いオススメの方法です。

 

男性の場合、女性よりも自分のネガティブ感情を外に出せない人が多いようですし、うつ病などで自殺にまで至る人は女性よりも男性に多い。エモーショナル・ディスクロージャーを上手に使いこなせる方法やスキル、環境も必要なんでしょうね。

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