織田裕二のゲイ疑惑

織田裕二のゲイ疑惑

俳優の織田裕二さんはゲイ疑惑が尽きない芸能人の一人ですね。先日も、サンフランシスコのカストロストリート近辺に不動産を購入したというニュースで、ゲイ疑惑をかけられていました。サンフランシスコのカストロストリートは、東京の新宿2丁目よりも濃いというイメージの場所ですしねぇ。

掲示板の書き込みを読んでいると、

・やっぱり織田裕二はホモだったのか

・ゲイ丸出しの行為、完全にカミングアウト!

・某アスリートと付き合っていた(ハンマー投げの選手)

など、かなりキツイ書き込みが多かった。読んでいるだけで辟易とした。ホモという言葉は本当に傷つく。ただ、気になったのが、

・既婚者なんだからホモの訳がない

・嫁がいるだろ、ゲイと言ってる奴は頭がおかしい

という書き込みがあったことに、やっぱり世間の人はまだまだゲイという存在を知らないのだなと痛感させられた。もちろん織田裕二さんがゲイだと思っているのではありません。私が言いたのは、ゲイでも結婚する人は山ほどいるということ。

ゲイが結婚する理由

・独身だと出世ができない

・女性の体は受け付けないが、女性の人柄は好き

・家庭を持って、子供が欲しい

・親や友達、社会からのプレッシャーから逃れたい

・男として認められたい

・ゲイ疑惑から逃れたい

・友情結婚

・偽装結婚

などなど、色々とあります。私が過去に付き合っていた人・友人だった人もかなりの人数が結婚しています。とりあえず結婚して、離婚歴を作るという人もいれば、幼い頃に男性から性的イタズラをされて男性恐怖症のトラウマを持った女性と友情結婚(カミングアウト済)したような友達もいます。

個人的には、ゲイを隠して結婚することは、相手の女性にすごく失礼な行為だと思うので嫌悪感がありますし(私は友達として女性のことが好きなゲイなので)、ゲイという自分自身を受け入れられなかった本人の心の弱さ(?)に腹が立つという部分もあり、結婚をした元彼や友達とは自然消滅になってしまいます。

私の周囲は、たまたま家族やノンケの同僚のプレッシャーに負けて、『結婚するほうが楽なのかも・・』という感じで結婚した人が多かったので、ちょっと嫌悪感が出てしまう。でも、ゲイで生きるということは本当に苦しいという現実も知っていますので、仕方がないのかもしれないと思える部分も無い訳ではありません。

私の場合は、幼稚園の時に自分はおかしい!男性のほうが好きだ!ということに気づいた。子供の頃から、自分は差別を受ける人間で、もしゲイだという事実が他に漏れたらイジメやリンチの対象に遭うと怯えながら生きてきました。

学生時代は、周囲は恋愛の話で盛り上がっているところ、その輪に入らないといけないから無理やり話を合わせていました。知らないアイドル・女優を興味が無いのに覚えたり褒めたりする。自分が好きな俳優などの話は口が裂けても言えず、一人で悶々としていました。

疎外感と自己否定感が毎日繰り返されていた小学生や中学生の頃。高校の時には、すっかりノンケとの接し方を覚え、それほど苦労はなくなりましたが、それはそれで自分の気持ちを消す方法を覚えてしまったというのが余計に質が悪いなと。ゲイにスポーツで経歴や学歴が高い人が多いと言われるのは、学生時代に打ち込めることが他に無かった(少なかった)からでしょうかね?

今はオネエ芸能人のお陰で(オネエさんばかりなので偏りはありますが)、ある程度ゲイにも理解が出来たと思うのですが、それでも子供の頃に染み付いた恐怖感は抜けなくて、仲の良いノンケの友達にも、自分がゲイだと伝えることはできません。

当然、親や兄弟、親戚には絶対に無理です。申し訳ないという気持ちになってしまう。育て方を間違ったのか?と思わせてしまいそうで怖いですし、カミングアウトした友人たちで、家族から絶縁された人も結構いるので・・。

個人的には、織田裕二さんのように影響力がある男性的な方がカミングアウトしてくれると、ゲイの業界も良い方向で認知されると思うのですが・・(再三言いますが、織田裕二さんをゲイとは思っているわけではありません。ゲイだったら嬉しいですけど・・)。

日本ではなかなかゲイと名乗りでてくれる男性性の人がいませんし、ブラッド・ピットやアンジェリーナ・ジョリー、レディー・ガガのようにゲイを支持してくれる影響力のあるようなセレブの人もいません(ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーは、同性婚が合法化されるまで、自分たちは籍を入れないと公言してくれたのは嬉しかった)。

ゲイパレードが東京や名古屋、大阪で行われても、参加している人たちはゲイ業界にどっぷりハマっている系の人ばかりで、見た目もドラッグクィーンや拘束具を付けた人など、独特なイメージ・雰囲気の人が多い。若い頃はゲイ業界に色々と足を突っ込んでいましたが、今はほぼ隠居。彼氏と数人のゲイ友達がいればいいやという感じで半分引きこもっています。

ゲイ・パレードは『ゲイは身近にいるんですよ!』というメッセージより、『ゲイって派手で特殊な人種でしょ?』とか『性の解放!』というイメージに見られるほうが強いかな?と思ったりします。

実際にゲイパレードに参加した友人たちも、youtubeなどの動画や画像をブログやホームページにあげられるかもしれない・身近な人に知られるかもしれないという思いもありながら参加していたので、とても勇気のある行動だなと尊敬はしています。私もゲイ・パレードに誘われましたが、絶対に無理だと即断してしまいました。

『結婚している』『女性を好きと言っている』ということだけで、ゲイではないと簡単に判断する人もいる。まだまだゲイは認知されていないのだなと感じましたし、諦めて結婚するゲイの人が少なくないのも仕方がないのかなと。

オネエ系ではなく、男性性(いわゆるタチ)寄りの人で、普通にサラリーマンをして隠れて生きているような人がゲイだと言える時代、そんな理解のある社会になればいいなぁと思います。

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