母体血細胞フリー胎児遺伝子検査

母体血細胞フリー胎児遺伝子検査

新型出生前診断と呼ばれる母体血細胞フリー胎児遺伝子検査(無侵襲的出生前遺伝学的検査)が今、問題になっていますね。ゲイなので妊娠・結婚・子供には縁のない話ではありますが、マイノリティーが消されるという気持ちがして、ちょっと引っかかってしまう。

 

母体血細胞フリー胎児遺伝子検査とは?

 

病院で受けられるようになる新型の母体血細胞フリー胎児遺伝子検査は、今までの出生前診断とは違い、手軽に受けられることから、命の価値が軽くなるのでは?という問題が出てくる。

 

母体血細胞フリー胎児遺伝子検査の値段は従来の出生前診断と大して変わらない(約20万円ほど)。これから普通の病院で診断できるようになるようです。

 

今までの出生前診断では、妊娠しているお腹に注射をして羊水を取り出す方法。出生前診断では、流産の危険性などがあることから、新型の診断方法の母体血細胞フリー胎児遺伝子検査を受けたい妊婦さんも多く、間違いなく主流になっていく。

 

母体血細胞フリー胎児遺伝子検査では、腕から採血するだけで良いという手軽さ。流産リスクもなく胎児も妊婦も安全で短時間で簡単、高精度というメリットもある。

 

ただ、母体血細胞フリー胎児遺伝子検査は手軽な採血という方法で高精度に自分の子供がダウン症などの障害者であることが分かってしまうため、安易な人工中絶が増えるということが懸念されている。

 

ダウン症の子供を持つ親の気持ちは?

 

母体血細胞フリー胎児遺伝子検査がテレビで取り上げられていたテレビ放送では、ダウン症の書道家で有名になった金澤翔子さんと金澤翔子さんの母親のインタビューがありました。

 

金澤翔子さんの母親は、(障害者が生きやすくなかった当時に母体血細胞フリー胎児遺伝子検査があってダウン症だと知っていたら)生むという決断をしていなかったかもしれないとのことでした。

 

今は少しずつ障害者などのマイノリティーも生きやすくなっていますが、当時に母体血細胞フリー胎児遺伝子検査があれば、この世にダウン症の女流書道家の金澤翔子さんが存在しなかったかもしれない。

 

母親になる場合、自分の子供が障害者になってしまったら人工中絶の選択肢を考えるのではなく、ダウン症だと どういう生き方が出来るのだろう?という選択肢を見つけてほしいなと思う。

 

生きづらいのを分かってて産む・産まないがあり、人工中絶という選択肢。本当に難しい問題ですが、社会的に生きづらさを抱えているゲイの自分からすると、何となくツライ気持ちになるニュースです。

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